噛み合わせ治療の症例16
インプラントを使って
天然歯を保護した症例
顎の痛みと噛めないことを
主訴に来院された患者様
初診時
治療完了時
保険内での咬合挙上治療
主訴 | 顎の痛み、噛めない |
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治療内容 | ①噛み合わせ治療 (マウスピース及び補綴、被せものの治療) ②インプラント治療 |
治療期間 | 1年間 |
費用 | 約160万円 |
初診時の状態
- 噛み合わせの位置がずれており、顎の痛みがありました。
- 歯を数本失ってしまい、歯科に通院していても、数年に1度歯を抜かなくてはならない状況が続いていたそうです。
- このように歯を失ってしまい、乱れた噛み合わせ、適合不良な入れ歯を使用していることにより、噛み合っているご自身の歯が過剰負担になり抜歯が必要になってしまうケースが多々あります。
最終補綴時の状態
治療内容について
噛み合わせの負担は骨に埋まっている歯根(歯の根)によって行われます。
今回のように歯を失ってしまった場合、インプラントとよばれる人工歯根によって、ご自身の歯にかかっている過剰な力を排除することによって残されたご自身の歯の寿命を延ばしていきます。
①マウスピース矯正
初診時に採った型から作成したスプリントを装着・調整を行います。(約1時間)
②噛み合わせの診査
噛み合わせの診査を行い、正しい噛み合わせの位置を把握します。
③詰め物を仮の歯にし、
正しい噛み合わせの位置へ調整
噛み合わせのズレについて
調整前
調整後
調整前と後で正中(真ん中の位置)が補正されています。
インプラント治療
治療前
治療後
治療結果
正しい噛み合わせの位置で治療することによって顎の痛みは消失しました。
またインプラントで治療することで入れ歯の時に比べしっかり噛めるようになりました。数年に一度、抜歯をしなくてはならない状況も改善されました。術後5年以上経過しておりますが新たに抜歯になった歯はなく良好な経過を過ごされています。